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高麗人参による口の渇き

高麗人参の副作用によく挙げられるのが、口の渇きです。お茶として高麗人参を飲んでも渇きを感じる方がいますが、この症状も高麗人参の効果が出始めたサインです。

高血圧の改善のために高麗人参を始めた方は、口の渇きを訴えることが多いです。これは実際に口の中が乾燥するのではなく、脳との連携の過程で起こっています。
一般に塩分の多い食事をする方は、体の塩分濃度も上昇しやすくなっています。体の中では塩分濃度を薄めるため、細胞の中にある水分を、血液に送り込んで調整をしています。「しょっぱいものを食べるとのどが渇く」というのも、この仕組みが働いているからです。

高麗人参にはカリウムが含まれており、塩分排出機能を高める作用が認められています。この作用があることで、高麗人参は高血圧緩和に役立つと期待されています。ただし、穏やかに効果を発揮するので体内塩分濃度が高い状態がまだ続いていて、口の渇きを感じている可能性があります。高麗人参を高血圧改善の目的で飲む場合は、同時に食事の塩分量も減少させると理想的な結果に繋がります。

また、高麗人参の効き目が強く出ている可能性もあります。体の中では水分を必要としていても、高麗人参のカリウムやマグネシウムで利尿効果が強く出ていると、水分は排泄されてしまいます。体内水分のバランス調整が困難になることで、口の渇きが起こります。

他には、自律神経のバランスが崩れても、唾液量が減って口の渇きが出ます。高麗人参は、交感神経と副交感神経がバランスよく働くように作用するのですが、コンディションが整うまでは一過性のバランス不調が起こることもあります。その結果、自律神経の乱れによる口の渇きが起こることがあります。

高麗人参は幅広い不調の緩和・改善に効果を発揮しますが、一気にすべての問題を解決するのではありません。少しずつ改善していく途中で、機能のアンバランスを起こすことがあります。ほとんどの場合は、一時的に口が渇くだけですが、長期間にわたる場合は医療機関に相談すると安心でしょう。