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高麗人参の連作障害とは

連作と言うのは、同じ作物を同じ畑で連続して栽培することを言います。
高麗人参は連作できないとも言われていますが、その大きな問題点は2つあり、畑の栄養価と菌の発生だと言われています。

野菜などの作物でも、連作による栄養価低下問題が指摘されるようになりました。これを連作障害と呼んでいます。
実際に1950年と2004年の栄養価を比較すると、その状況を把握しやすくなるでしょう。例えば、ほうれん草のビタミンCは1950年に100g中150mgでしたが、2004年には35mgまで低下しています。このような傾向は小松菜や西洋カボチャなど様々な野菜で起こっていると言われます。
原因として挙げられるのは、栽培技術の多様化によって土壌栽培から水耕栽培に変わった野菜が存在していることもありますが、連作を続けた結果、土地の栄養が損なわれていると指摘されています。

そして、高麗人参は連作による土地の疲弊が、顕著に見られると言われています。
有効成分の含有量が高いことで知られる6年根は、高麗人参の愛好者からも人気が高くなっています。しかし、6年根の収穫を終えた土地は、他の作物を植えても何一つ育たないと言われるくらい高麗人参に栄養を与えています。そのため、野菜で指摘される連作障害よりも遥かに深刻だと考えて良いでしょう。
高麗人参を栽培するには、1~2年程度の土地作りの後に6年間の栽培を行い、収穫後は10年間に渡って畑を休ませるのが一般的な考えです。そのため、栽培を行う人には、連作の間のブランクは無収入期間となり、相応の価格で販売しなければ高麗人参の栽培を続けることは難しいでしょう。
高麗人参は、「家を一軒購入できるほどの値段だった」と言われるのも納得できるところです。

また、高麗人参を栽培することで、畑には根を腐らせる菌が繁殖すると言われています。高麗人参のために日陰の状態を長く維持することなどが原因とされています。そのため生育年数の若い高麗人参には比較的影響が少ないのですが、栽培年数の経過とともに高麗人参自体にもダメージを及ぼすことから、収穫量の減少に繋がると危惧されてきました。
この問題に関しても現代では、稲作を間に挟む方法などで畑の問題を解消できるようになったと言われ、高麗人参の収穫量の減少を抑えることが可能です。

手に届く価格で、有効成分にも優れた高麗人参を栽培するには、栽培する側の収入も安定する栽培技術が求められます。
連作は一か所に落ち着いて取り組めるため、ジプシー農法よりも安定的ですが、連作障害を考えるとさらに新しい栽培方法が必要となります。