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高麗人参とプラセンタの併用

美容目的で使用されるプラセンタを使用する人も増えており、血行促進や体温上昇、滋養強壮などの効果から新陳代謝を促す高麗人参との併用にも注目しています。高麗人参とプラセンタの併用で、美容効果を高めることが可能ですが、弊害がないのかを確認してから取り入れた方が安心です。

プラセンタは、日本語に直訳すると「胎盤」を意味しますが、健康食品などに使用されるプラセンタは、胎盤から抽出した有効成分のことを指しています。
胎盤には、アミノ酸を含めたたんぱく質や糖質、脂質、ビタミン・ミネラル類が豊富に含まれ、胎児の成長を促す働きがあります。その有効成分のみを摂取できるのが、健康食品のプラセンタです。
BSE(狂牛病)の問題から牛由来のプラセンタの使用を禁止していたり、安全性を高めたヒト由来のプラセンタにも厳しい管理基準を設けたりするなど安全面への配慮が行われていますが、一部ではアレルギー症状を起こした報告があるのも確かです。国立健康・栄養研究所によると、「小児喘息とアトピー性皮膚炎の既往歴がある男性が、プラセンタエキスを含む製品を摂取したところ、成人型アトピー性皮膚炎の診断を受けた」と公表しています。
このため、プラセンタのみを使用する場合も、体力や免疫力が低下している場合には使用を避けることが推奨されています。

栄養素が豊富に含まれる点では、高麗人参もプラセンタも共通しています。高麗人参には、有効成分ジンセノサイドも含まれており、多様な効果が期待できるメリットがあります。
プラセンタには美容効果だけでなく、血行促進、活性酸素除去、自律神経調整などの作用があると認められています。
高麗人参にも血行促進や疲労回復、自律神経の調整などに優れた効果を発揮するので、相互作用で効果を促進することが可能です。血糖値に関わる働きは重複しないので、相加作用で血糖値コントロールを難しくするリスクはほとんどありません。ただし、血行促進が活性化されることで血圧の変動が起こる可能性はあります。血圧に問題のある方は血圧測定を行って様子を見ると、高麗人参とプラセンタの併用をしても安心です。

また、プラセンタは免疫力や体力が低下しているときは使用を避けるように言われていますが、先に高麗人参の摂取を始めることでデメリットの回避が可能です。高麗人参には体力増強や免疫力向上の働きがあるので、プラセンタを使用してもアレルギー反応を起こしにくい体づくりができるでしょう。
高麗人参そのものの効果を得ながら、プラセンタのデメリットを解消、さらにメリットを生かすことにも役立ちます。

高麗人参とプラセンタの併用に関して、注意喚起や禁忌の指定はありません。効果を促進するのに併用しても問題はありませんが、飲み始めの段階で体の様子をチェックしながら使用するのが基本です。
さらに、医療機関からの処方薬がある方は、医師に相談してから始めることでリスクを避けられます。