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高麗人参のオーガニック栽培

オーガニックと言うと有機農法や健康に良いイメージが持たれています。
実はオーガニックに関しては国際的にも基準が設けられており、国によっては非常に厳格な条件を設けている場合もあります。
オーガニック栽培は高麗人参の栽培方法の1つであり、密接な関わりがあるのでご紹介しましょう。

高麗人参の栽培方法の1つとして、オーガニック栽培を用いるのは、世界的な基準から見ても必要なことですし、高麗人参の特性にも関わる問題です。
栄養価に優れた土地で栽培することが必要な高麗人参ですが、化学肥料を使用せず有機肥料を与えるのが基本となっています。万が一、化学肥料を与えたり、以前に使用した化学肥料が残っている土地で高麗人参を栽培したりすると、高麗人参の生育が妨げられてしまうからです。
そのため、肥料にはトウモロコシやソルガム(イネ科の雑穀)を使用することが多くなっています。

また、オーガニックには国際基準があり、商品として販売する場合に遵守することが求められています。
国際基準や日本国内のオーガニック認定基準を見ると、高麗人参のオーガニック栽培が安全性に優れていることが理解できるので併せてご紹介します。

まず、「生態系・健康・公正・配慮」の4つが国際有機農業運動連盟IFOAMで原則として掲げているルールです。化学農薬・化学肥料を使用しないことで環境を保存しながら、自然の動植物を守っていくこと、そして保存料や着色料などの添加物を使用せず食品の安全性を確保することでアレルギーを回避すること、さらには地産地消の考えを用いて地域文化を大切にする、そして最後に児童労働を禁止して植民地栽培を排除するなど、人を大切にする社会を目指すことが重要視されています。

ドイツやフランスなどヨーロッパ各国では、オーガニック認定を行う機関を複数持ち、その基準もかなり厳しいです。
例えば、フランスの認定機関ナチュールエプログレでは、生育家庭や生育土壌に対して過去5年間に渡り農薬や化学肥料を使用していないことや、原料を得る際に環境破壊に該当する行為がないこと、さらには土壌分析をする審査も設けています。
ドイツの認定機関ノイフォルムでは、動物実験の禁止や殺傷した動物から得た成分の使用禁止、保存料を使用しない製造方法であることなどを求めています。

一方、日本では商品に「オーガニック」もしくは「有機(栽培)」と表記する場合は、有機JAS認定を受ける必要があり、この基準を守ることが求められます。農林水産省の認証機関が認めた認証機関で証明を発行しています。
海外製品に関しても、有機JASの認定基準を満たす条件をクリアしているのかを直接調査しています。
個別の商品を確認するのではなく、各国のオーガニック認定基準に関して調査を行っており、その国でオーガニック認定を受けているなら有機JASとして認める判断をします。

すでに承認されている有機JAS認定国に、高麗人参の原産国である中国や韓国は含まれていません。しかし、高麗人参の特性を考えると、基本的にはオーガニック栽培をしていると判断して良いでしょう。
健康維持や促進のために高麗人参を使用する方は、無添加で安全性の高いものを探していると思います。
その希望が叶うオーガニック栽培を用いているので、高麗人参は安心で安全だと考えられています。