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高麗人参に含まれるマグネシウム

高麗人参の成分の中にはマグネシウムもあります。栄養成分としてもマグネシウムが注目されるケースが少ないので、改めてマグネシウムの働きについても確認しておきましょう。

まず、マグネシウムの体内での働きは、カルシウムの吸収を促進して歯や骨を健やかに保つと言われます。そのため、カルシウムとマグネシウムは2対1の割合で摂取するのが理想的です。
その他のマグネシウムの働きに、筋肉の動きを促進する効果があります。筋肉は伸縮することで生命活動を守っています。例えば心臓が全身に血液を送り出すポンプ作用も心臓の筋肉が伸縮することで滞りなく行われています。血管の伸縮も同じなので、マグネシウムには動脈硬化の予防も期待されています。

マグネシウムは厚生労働省の推奨摂取目安で、成人男性なら350mg程度、成人女性なら280mg程度を1日分としています。しかし、2013年時点で摂取できているマグネシウムは男性で243mg、女性では204~211mgにとどまっており、不足している現状が指摘されています。
マグネシウム不足で問題となるのは、神経疾患や骨粗しょう症、筋肉の収縮に異常を来したり、心疾患や不整脈の問題を引き起こしたりするリスクがあるでしょう。
さらにマグネシウムが不足するとインスリンの機能が低下し糖尿病になる傾向も見られるため、推奨量程度の摂取が必要となります。

高麗人参に含まれる正確なマグネシウム含有量の情報は現在のところありません。しかし、含有しているマグネシウムの吸収を促進するビタミンCも一緒に摂取できますし、ジンセノサイドとともに不調の緩和が期待できます。
神経に対する作用ならジンセノサイドRb3やジンセノサイドPPDとの連携が可能ですし、動脈硬化予防を期待するならマグネシウムの効果とジンセノサイドRk1とジンセノサイドRg5の抗血栓効果が連携可能になります。
動脈硬化や高血圧の原因となる血行不良の問題は、ジンセノサイドRg1やジンセノサイドRb2をはじめとしたプラスミンの活性化作用が役立つでしょう。血栓を溶解させることによって、スムーズな血流を実現できるからです。
糖尿病に対しては、マグネシウムの摂取とジンセノサイドRb2がともに効果を発揮することが期待できます。また、糖尿病の方が問題視する合併症に関しても、ジンセノサイドRk4などが改善効果を示すので、マグネシウムと合わせて摂取するのが理想的な効果が得られるでしょう。
さらにジンセノサイドPPTにはストレス緩和作用が確認されています。交感神経が刺激されると血管の収縮状態が続き、柔軟性が失われる恐れがあります。ジンセノサイドPPTもマグネシウムとともに働きかけて、血管の収縮作用を円滑にすることが期待できます。

以上のように高麗人参に含まれる成分のマグネシウムは、同じく高麗人参に含まれるジンセノサイドやビタミンとの相乗効果も予測され、効果を発揮しやすいと考えて構いません。