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高麗人参の成分抽出方法による違い

高麗人参の抽出方法には、水抽出やアルコール抽出などの複数あります。有効成分の引き出しに大きくかかわるポイントなので、ご紹介します。
まず、水抽出はたんぱく質やアミノ酸、そして糖分を引き出すのに有効な手段ですが、その過程には長い期間がかかります。一方、アルコール抽出は短期間で抽出できますが、たんぱく質・アミノ酸・糖分を引き出す力は弱いと考えられています。

水抽出の際に効率を高めるために加熱する方法も用いられますが、高麗人参の有効成分は加熱によって減少するリスクが指摘されています。熱水抽出では高麗人参の有効成分であるサポニンが50%程度減少すると考えられているので効果的な方法とは言えないでしょう。
仮にアルコール抽出で加熱した場合、沸点が100℃の水よりもアルコール(エタノール)の沸点は78.37℃と低く、過剰に熱を加えないことからサポニンの減少を抑えることが期待できます。

さらに、いずれのメリットも生かす方法として注目されるのは、水とアルコールの双方を利用した抽出方法です。水となじみの良いたんぱく質やアミノ酸、糖分を効率よく引き出しながら、アルコールの作用によって比較短期間での抽出が可能になると言われています。

どのタイプの抽出方法を用いた高麗人参のサプリメントに価値があるのかは、利用する側の希望によって分かれる問題でもあります。多少値段が高めでも水抽出の高麗人参は成分に優れていると考えるか、アルコール抽出のほうが成分は多少少なくても安価で使いやすいと考えるか、さらには水抽出とアルコール抽出のメリットを生かせば成分や値段で中間に位置する高麗人参になり便利だと考えるかなど様々でしょう。

高麗人参の有効成分サポニンは、ほかの栄養成分とは異なり厚生労働省による推奨摂取目安や上限摂取目安が明確にされていません。そのため、高麗人参サプリメントのパッケージに記載される目安量を上限と考えて利用することになるでしょう。
サポニン含有量が多ければ多いほど、期待する効果が出るとは明言されていませんが、高麗人参サプリメントを選ぶ際の基準にする方が多いのが現実です。
万が一、パッケージに使用目安が記載されていても、サポニン含有量が不明確である場合は、どのような抽出方法を用いた高麗人参なのかを確認すると、効果が期待できるのかどうかが判断しやすくなります。