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高麗人参でコレステロール分解

三大成人病の要因の1つに挙げられるのが、コレステロールです。高麗人参にはコレステロール分解の効果が期待できるので、コレステロールの豆知識と併せてご紹介します。

コレステロールは脂質の一種で、食事で摂取するタイプと血液の中に存在するタイプがあります。以前話題となったのは、日本動脈硬化学会で「食事のコレステロールと血中コレステロールが、確実に影響しあっているという明確な科学的根拠は示せない」として、コレステロール摂取の制限では疾病の改善につながらない可能性があるという趣旨の発表をしたことです。
ただし、食事のコレステロールと血中コレステロールの因果関係を、完全に否定する科学的な根拠もないと考えて構いません。また、三大成人病の予備軍にはコレステロールを過剰摂取している方が多いのも傾向の1つとして捉えておきましょう。

高麗人参に含まれるジンセノサイドRk1とジンセノサイドRg5には、脂肪代謝促進作用があります。脂質代謝を促進することで、コレステロール分解に役立っています。この作用は、ジンセノサイドRk3やRh4、そしてRf1にもあるので、働きかけは強いと考えられます。
また、高麗人参のビタミンB2にも、脂肪代謝を促進する作用が認められています。同じく含有しているビタミンB1は、脂肪の蓄積に繋がる糖質の分解に優れているので、直接コレステロール分解には関わらないものの、サポート的な栄養成分だと言えます。脂質の吸収を阻害する点では、高麗人参の食物繊維も役立つでしょう。
このように高麗人参の各成分によって、コレステロールの分解を促すことが可能です。

コレステロールの分解で体質や体調の改善をすると、動脈硬化や血栓が作られるのを抑制できると言われています。血中のコレステロールには、細胞にコレステロールを運ぶLDL(悪玉コレステロール)、細胞からコレステロールを回収して肝臓に運ぶHDL(善玉コレステロール)があります。
コレステロールは細胞膜を作るなどの働きがあるので一定量は必要ですが、善玉コレステロールが減少して、不要なコレステロールを回収しきれず、体内に残してしまうのは望ましくありません。体に蓄積したコレステロールが酸化すると、様々な疾病の原因になると言われているからです。そのため、運ぶ側の悪玉コレステロールより、回収する役割を担う善玉コレステロールの割合が多いと良い状態を保てる、というのが基本的な考え方です。

悪玉コレステロールを減少させるには、コレステロール分解を促進するほかに、ストレスの緩和や飲酒量を減少させることが挙げられています。
高麗人参のジンセノサイドによる精神安静作用はストレスの緩和に効果的ですし、飲酒量が多く肝臓に負担がかかっているならジンセノサイドRoの解毒作用が肝臓の働きを助けることに繋がります。
コレステロール分解に、このようなバックアップ作用が功を奏して、健康的な状態をキープできるでしょう。

最後に、高麗人参のジンセノサイドやビタミンB群は、血中のコレステロールではなく食事で摂取するコレステロールの分解を促進する働きを持っています。つまり、ダイレクトに血中コレステロール値を左右するものではありません。
しかし、高麗人参を続けると摂取したコレステロールを分解して、ため込まない体を目指せます。その結果として、血中コレステロールにも良い作用を及ぼし、疾病リスクを下げることが期待できます。
コレステロール分解にはメタボリックシンドロームの解消も期待されていることから、高麗人参の摂取でダイエットに成功する可能性も高くなります。