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カナダ産の高麗人参

高麗人参のイメージはあまりありませんが、カナダも高麗人参の産地です。カナダ産の高麗人参にはどのような特徴があるのかを取り上げます。

カナダ産の高麗人参は、多くの場合アメリカ産の高麗人参と同じように扱われています。カナダ南部の森林地帯が高麗人参の栽培適地となっていることから、アメリカ北部産の高麗人参と分布地域が似通っています。そのため、カナダ産の高麗人参は、「カナダ産アメリカ人参」とも呼ばれています。
カナダが産地の高麗人参を購入する場合は、「カナダ産アメリカ人参」もしくは「カナダ産西洋人参」の名称になっているものがほとんどです。
同じくウコギ科の植物ではありますが、正しく分類するなら韓国産や中国産であれば「高麗人参」、アメリカ産やカナダ産であれば「西洋人参」と考えて良いでしょう。

韓国や中国の高麗人参とは異なり、有効成分ジンセノサイドの種類は約14種類程度と、アメリカ産高麗人参とほとんど同じになっています。
アメリカでは高麗人参の効果に関して、西洋医学の視点から分析を行っています。1854年には分析によって確認した配糖体に名前を付けており、その成分はパナキロンと呼ばれるようになりました。この際に分析したのは、カナダ産のアメリカ人参だったことがわかっています。

カナダの山林地帯は、韃靼(当時のモンゴルの一部)と気候が似ていることから高麗人参があるのではないかと言われ、モントリオールに住んでいた宣教師が1716年に発見するに至っています。実際に発見したのは中国の商人ではなく、フランス人宣教師でした。
その他の歴史的背景はアメリカ産の高麗人参と同じで、1800年代までは自生する高麗人参もありましたが、中国(当時の清国)の商人が買い付けに来ていたことから乱獲が起こったので、現在では自生するカナダの高麗人参は希少な存在です。

有効成分の種類や含有量が少ないカナダ産の高麗人参は、効き目が穏やかな高麗人参として安価に利用することが可能となっています。