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高麗人参に含まれるカルシウム

子供の成長や骨の健康に必要だと言われるのがカルシウムです。高麗人参の成分の1つにも挙げられ、その有効性が指摘されていますので、取り上げて解説しましょう。

カルシウムは骨や歯の形成には欠かせない成分で、他にも精神的な安定をもたらすと考えられてきました。
体の中にあるカルシウムの99%は骨や歯に含まれています。残りの1%は血液や筋肉の中にあり、神経の働きを円滑にしたり、出血を抑えたりする作用を担っています。体内カルシウムが減少すると、骨や歯に蓄積されたカルシウムで補うこともわかっています。
年齢とともに骨の衰えを感じるようになり、骨粗しょう症などから骨折のリスクが高まるので、積極的なカルシウムの摂取が推奨されています。特に女性は、妊娠期や授乳期にカルシウム不足を起こしやすくなり、閉経するころから骨粗しょう症の傾向が強くなることでも知られています。

カルシウムが不足すると骨がもろくなったり、骨粗しょう症になるほかのデメリットがあります。カルシウムが減少すると多くの水分を取り込もうという体の機能が働いて、高血圧や動脈硬化になる可能性があります。
免疫力の低下も起こりやすく、体内にウイルスが入ったことを細胞に伝達するカルシウムイオンの働きが低下することが起因しています。脳神経の興奮を抑える働きもカルシウムが担っているので、うつ病など精神的な疾患に悩む方もいます。

そのため、成人男性なら650~800mg、成人女性は650mgを1日に摂取することが推奨されています。しかし、平成26年の国民健康・栄養調査では、男性が450mg前後、女性は420mg前後と、推奨摂取目安と比較して200mg程度不足した状態であることが指摘されています。
例外として、男女ともに55歳以降でカルシウムの摂取量は上昇する傾向が見られます。年齢を重ねてから骨折をすると、治療とともに寝たきりになる高齢者がいると言われるようになり、骨の健康を意識するようになったことが要因の1つだと考えられています。

骨に対する高麗人参の効果に関しては、中国の北京ユニオンメディカルカレッジや広東医科大学にて、骨粗しょう症への影響に関して実験を行っています。ヒトの場合、更年期・閉経後の女性や卵巣を摘出した女性に、骨粗しょう症の傾向が強く出ています。
そこで、卵巣を切除したマウスに卵胞ホルモンと高麗人参の有効成分であるジンセノサイドを投与して経過を観察したところ、骨粗しょう症への改善効果や予防効果があることを示唆する結果が得られました。今後、研究が進むことによって、さらに高麗人参の成分による骨粗しょう症への作用が明らかになるでしょう。

高血圧や動脈硬化にはカルシウムの働きかけも重要ですが、高麗人参の有効成分も別の形でアプローチを可能にしています。血栓などで血行不良になると、高血圧や動脈硬化のリスクが高まりますが、高麗人参に含まれるジンセノサイドRg1やジンセノサイドRb2にはプラスミンを活性化する作用があります。このプラスミンは血栓を溶かす働きを持っているので、血流をスムーズにすると考えられています。

高麗人参には様々な含有成分があり、カルシウムの働きのうち、高血圧や動脈硬化のリスクを軽減したり、精神的な安定を図ったりすることもバックアップできるでしょう。高麗人参のジンセノサイドはカルシウムとともに、骨の健康を維持するにも適しています。