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高麗人参と抗鬱薬の併用

高麗人参は、中枢神経に対して作用するため、交感神経と副交感神経の調整にも役立ちます。しかし、うつ病などの疾患を治療するのに投薬を受けている方は、高麗人参と抗鬱薬の併用に注意が必要な場合もあるので確認しておきましょう。

抗鬱薬には三環系抗うつ薬、四環系抗うつ薬、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)など非常に多くの種類があります。それぞれに主な薬効は異なりますが、中枢神経に働きかけて精神的な不調を緩和しています。

高麗人参に含まれるジンセノサイドは、ジオール系に中枢神経抑制作用、トリオール系に中枢神経興奮作用があり、交感神経も副交感神経も活性化する働きがあります。抗うつ剤を使用していない方が、自律神経のバランスを調整するには便利な存在です。

ただし、抗鬱薬を服用中の方は、医薬品と高麗人参がともに作用してしまうので、相加作用が起こる可能性があります。例えば、副交感神経を活性化する働きが二重になると、集中力の低下が起こったり、傾眠傾向が強くて日中も眠たくなったりすることがあります。効果の重複で注意したいのは、抗鬱薬の副作用にあげられる眠気とジンセノサイドRb1の催眠作用や、抗鬱薬の副作用である不眠とトリオール系ジンセノサイドの中枢神経興奮作用で、いずれも生活のリズムを乱してしまうので注意が必要です。
眠気の作用重複や夜に睡眠がとれずに日中も眠たいままでは、仕事や勉強などの日常生活に支障が出る恐れがあります。

服用している抗鬱薬で、状態が安定している方も、高麗人参を併用すると予期しない変化が起こることがあります。心身ともにバランスを崩さないためには、高麗人参と抗鬱薬の併用に関して、かかりつけ医に相談すると安心です。客観的に心身の状態を把握しているのは、かかりつけ医ですし、医薬品との兼ね合いも十分に検討してくれるでしょう。

今すぐ高麗人参を使用しなくても、状態の安定が確認できてから取り入れられます。抗鬱薬を服用している方は、体も心も休めてゆっくり治療することが重要です。慌てていろいろなものを使い始めるより、確認しながら1つずつ取り入れることをお薦めします。