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高麗人参の別名

高麗人参には別名があり、朝鮮人参やオタネニンジンとも呼ばれています。
別名やその名前の由来を知ると、高麗人参を選ぶ際の参考にもなるので、ここで取り上げましょう。

高麗人参が日本に伝来したのは、中国からの貢物が最初です。当初は人参と呼ばれたものの、野菜であるセリ人参が人参の名称で定着したことから名称が変更されています。主に中国の北東部や朝鮮半島に原生していたことから、「朝鮮人参」の呼び名が付きました。しかし、諸説ありますが「朝鮮」と言う表現が差別的・侮蔑的な言葉に該当するのではないかと指摘されたことから、「薬用人参」と名称変更した経緯があります。
ところが「薬用」の表現を使用できるのは、医薬品や厚生労働省で認可した成分を含んでいる場合のみと決まっていることから、「薬用人参」は薬事法に違反すると判断されました。その結果として、薬用人参ではなく、「高麗人参」に名称変更する行政指導も行われています。
原産国である朝鮮半島には高句麗国があったことから、高麗人参の名称が用いられるようになったと言われています。

国外での高麗人参の呼び名もご紹介しましょう。
原産地の中国では「ジェンシェン」、そして韓国では、「コリョインサム」と呼んでいます。英語で高麗人参を指す言葉は、中国語から引用して「ジンセン」です。
中国では生産地によって名称を分けているケースもあるので、高麗人参の産地にこだわって選ぶ判断材料になります。吉林省で生産していると「吉林参」、遼東症なら「遼東参」などに変われています。また、韓国では政府が公認している高麗人参は「正官庄」の名称がつけられています。

次に、日本でなじみ深い「オタネニンジン」の名称は、日本での高麗人参の歴史を振り返ると分かるでしょう。徳川吉宗が御薬園で高麗人参の栽培に取り組み、その際に取れた種を配ったことが名前の由来です。「将軍から賜った“お種”」なので、オタネニンジンと呼ばれるようになりました。

ご紹介したように高麗人参の別名は、歴史に関係する由来の他、国や生産地に由来するものなどがあります。